SwitchBot 開閉センサーでシーリングライトの問題を解決しようとしてみた

2023/01/05

SwitchBot ガジェット

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 はじめに

「SwitchBotのシーリングライトを三ヶ月ほど使用した感想・良い点・注意点」にて、問題の一つとして以下のような内容を書いた。

厄介なのが内蔵のハブ機能で、結構な確率でハブミニ機能がオンにならないというか、オンになってもインターネットに接続できず、Alexaとの接続が失敗する。こうなると、もう一度、大元のスイッチをオフにし、10秒ほどまって付け直し、更にインターネットに接続できるのを待つ必要がある。

(中略)

今の所根本的な対応策は見つかっていない。ハブミニを個別に買うか、SwitchBotリモートボタンを買って大元のスイッチの代わりに使うか、人感センサを使う、あたりだろうか。

ここに書いたデバイスではなかったのだが、 開閉センサーというものがあるのを知り、今回のケースに合うのではないかと思って試してみた。

利用シーンと設定

仕事部屋兼寝室として使っている部屋の引き戸に利用した。

開閉センサーでは設置の設定として「ドア」「窓」「その他」があり、引き戸は設定に無かった。


ただ、出入りを検知してオートメーションを設定できるのは「ドア」だけだったので、そのように設定した。



オートメーションを設定できるので、出入りを感知して、部屋に入るとライトがついて、部屋を出るとライトが消える設定にした。




結論

良い点が無かったわけではなく、うまく噛み合った時はすごく便利だったのだが、自分の使い方、環境には合わない点が多かった。

ポイントになりそうな点

一人暮らしなのか複数人で暮らしているのか

開閉自体は正しく認識してくれたのだが、それ故に困るケースがあった。

例えば、具合が悪くて日中寝る時を考える。部屋に入った時点では自動でライトがつくが、寝るときに音声認識で消灯する。ここまでは良い。

ここで、家族が様子を見に部屋に入ってくると、「入室」と見なされてライトがオンになってしまう。これがよろしくなかった。(明るくて目が覚めてしまう)

せめて音声コマンドでオートメーションのオンオフが出来れば「日中寝てる時は入室があってもライトを操作しない」とすれば良かったのだが、あいにくそういった操作は出来なかった。

また、入退出を伴わなくても、開き戸に面した廊下のライトのオンオフで明るさセンサーが反応してしまうのか、入室と見なされてライトがついてしまうケースもあった。

きちんと扉を閉める習慣があるか

閉まっていない、とみなされる距離が結構シビアで、数センチ空いていると「開きっぱなし」と見なされてしまう。

また、直ぐに部屋に戻るときにはドアを開けたままで一定以上部屋にいるときだけちゃんと閉める、というような使い方をすると、入退出の検知がうまく行かないことがあった。

そうすると、ライトを消すために一度部屋に入ってドアをしめて、再度ライトを消すために退出、という操作が必要になるケースがあった。

おわりに

決して悪い製品では無かった。部屋に入るだけで自動でライトがついて、部屋を出ると勝手にライトがオフになるというのは、うまく動いてくれると非常に気持ちがよい。自分以外からの干渉がないケースだとおそらく思うように動くと思われる。

もしくは、オートメーションの設定方法如何でもう少しうまく使える方法があるのかもしれない。せっかく買ったのでもう少し続けて使ってみて、活用方法を探りたいと思う。

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