SwitchBotのシーリングライトを三ヶ月ほど使用した感想・良い点・注意点

2022/12/23

SwitchBot ガジェット

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はじめに

SwitchBotのシーリングライトを使って三ヶ月ほど経ったが、良い点や注意点など見えてきたのでメモを残して置きたいと思う。

前提

SwitchBotシリーズ自体はじめてというか、こういったIoT家電系はこれが初となる。そのため、SwitchBot ハブミニなどは所持していない。
また、我が家ではEcho Showを使用しており、Alexaとの連携についても触れている。

良かった点

タイマー機能

一番期待していたのは「朝にタイマーで少しずつ明るくしてくれる」という機能だが、これは概ね期待どおりに動いてくれた。
光目覚まし時計、というわけではないので効果が劇的とは言い難いのだが、目覚ましとの合わせわ技でいくらか寝起きが良くなった様な気がする。
少なくとも、明るくなっていると起きなければならない気になってくるので、それだけでも効果はあったように思う。
同時に、寝る前の自動消灯機能は常用はしていないものの、うまく使うと夜ふかし防止に多少なりとも役に立つと感じた。

Alexa連携

後述する注意点に気をつける必要があるものの、これも概ね便利に利用できる。リモコンやスマホを操作しなくても音声でオンオフが出来るのはやはり便利である。
また、前出のタイマー機能を使う代わりにAlexaの定型アクションを使って、朝少しずつ好みの間隔で部屋を明るくしつつ、Apple Musicのプレイリストから目覚ましとして音楽を再生する、といったあわせ技も出来るので、便利に使っている。

注意が必要な点

Alexa連携およびスイッチ操作

もともと(SwitchBotのシーリングライトではない)通常のシーリングライトを使っていた時は、基本的に部屋を出入りする時に出入り口のスイッチでライトのオンオフをおこなっていた。
SwitchBotのシーリングライトでも出入り口のスイッチでライトのオンオフ自体は可能ではあるものの、厄介なのが内蔵のハブ機能で、結構な確率でハブミニ機能がオンにならないというか、オンになってもインターネットに接続できず、Alexaとの接続が失敗する。
こうなると、もう一度、大元のスイッチをオフにし、10秒ほどまって付け直し、更にインターネットに接続できるのを待つ必要がある。
特に寝る前は歯磨きやトイレで部屋の出入りが多く、スイッチのオンオフも多いので起こりがちであり、煩わしさを感じる。
とはいえ、部屋を出入りをするたびにリモコンやスマホ、音声入力でオンオフするのも現実的ではなく、今の所根本的な対応策は見つかっていない。ハブミニを個別に買うか、SwitchBotリモートボタンを買って大元のスイッチの代わりに使うか、人感センサを使う、あたりだろうか。
なお、クラウド接続が出来ていない状態でも、Bluetoothの届く範囲であればスマホで操作が可能である。便利といえば便利ではあるが、通信方法が異なることを理解していないと、寝るときにスマホで操作して動いていると安心していたら、クラウド経由の目覚まし機能に失敗する、といったケースも考えられる(実話)

家族で使う場合のデバイスの管理方法

我が家では、自分が先行で購入して利用後、家族も欲しがったので家族分も追加で購入した。
その際、2種類の管理方法が考えられた。
  1. すべてのデバイスを登録し、ホームメンバーを追加して、一人が複数のデバイスを操作できるようにする
  2. 一つのデバイスを操作できるのは一人に限定する
最初は1で行こうと思ったのだが、ホーム機能でルームを分けても、ルームごとに操作制限をかけることが出来ず、全員が全部のデバイスを操作できてしまった。(理想は、各自それぞれの部屋は自分だけ、リビングは全員操作できる、にしたかったのだが出来なかった)
家族なので悪意を持って操作、は考慮しなくても良いものの、誤操作は起こり得るので、最終的には2の案にした。
もし、複数台購入して家族で利用できるデバイスを細かく管理したい場合は注意されたい。

LED蛍光灯との光の違い

気のせいかもしれないが、これまでのシーリングライトのLED蛍光灯に比べると、眼の負担が強いように感じた。単純に相性の問題かもしれない。

リモコンの機能と射程

音声入力やスマートフォン連携だけでなく、付属のリモコンでも操作は出来る。ただし、あまり細かい操作はリモコンでは出来ないことと、妙に射程距離が短く、寝た状態だと手を高く挙げないと反応しないことが多いように感じた。

まとめ

項目数やボリュームは注意点の方が多くなってしまったが、概ね満足している。職業柄もあるかもしれないが、やはり自動化に組み込めるというのはそれだけで面白く工夫のしがいがある。
ゆくゆくは人感センサーやリモートスイッチなどとも連携させて遊んでみたい。

補足:それほど使わなかった機能

明るさや色調を自由に変更できるというのも大きな特徴で購入時に期待していた所だったのだが、結局面倒であまり使っていない。オンオフと常夜灯だけで十分だと感じた。

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